メールマガジン「全国公文協 情報フォーラム」

バックナンバー 2012/11/13 第15号

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全国公文協 情報フォーラム 2012/11/13 第15号
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「全国公文協 情報フォーラム」第15号をお届けします。

皆様の情報収集の一助として頂ければ幸いです。


---------目次----------------------------------------------------
【1】全国公文協からのお知らせ:
  文化庁からのお知らせ/「全国公立文化施設名簿」を刊行/
  研修会のお知らせ/復興推進コンソーシアム
【2】ピックアップ:
  「劇場法」に基づく指針 ヒアリング議事録公開/
  「芸術マーケティング」特別公開講座/
   ジャパン・クラシック・フェスティバル2013
【3】知っておくだけでお得♪ ~施設改修編~(最終回)
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 【1】 全国公文協からのお知らせ
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★ 文化庁からのお知らせ
 ~平成25年度劇場・音楽堂等活性化事業(概算要求中)に
  関する「説明会」実施のお知らせ~
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平成25年度劇場・音楽堂等活性化事業(概算要求中)について
下記に関する「説明会」を開催いたします。 

1)特別支援事業 
2)共同制作支援事業 
3)活動別支援事業 
※劇場・音楽堂等間ネットワーク構築支援事業の説明はありません。 

出席を希望される場合は、下記のURLより
説明会の開催概要、事業概要、FAX送信票をダウンロードしていただき、
11月16日(金)までに文化庁文化部芸術文化課文化活動振興室
劇場音楽堂担当宛まで、FAXでの申込みをしてください。
 
▼「説明会」開催概要
http://www.zenkoubun.jp/b_setsumeikai.pdf

▼平成25年度劇場・音楽堂等活性化事業(概算要求中) 概要
http://www.zenkoubun.jp/b_jigyougaiyou.pdf

▼FAX送信票
http://www.zenkoubun.jp/b_fax.pdf

なお、本事業は、平成25年度予算として概算要求中の事業であり、
今回の説明会は、仮に平成25年度予算として認められた場合の
準備のため開催するものです。
募集を開始するものではありませんので、ご留意願います。

また、予算編成等の状況によっては、
事業が実施できなくなる場合や、
内容の変更、規模の縮小、スケジュールの遅れ等が
生じる場合もありますので、あらかじめご了承ください。


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★「全国公立文化施設名簿」平成24年度版を刊行
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全国の文化施設の基本情報把握や、文化庁をはじめとする
関係機関団体の文化活動に広くご利用いただいている
「全国公立文化施設名簿」の平成24年度版を、10月に
刊行いたしました。

▼全国公文協の下記ページにて、購入方法をご案内しています。
http://www.zenkoubun.jp/print/index.html#1

今年も、都道府県公立文化施設協議会および
各館のご担当者様に、名簿作成に関する調査に
ご協力をいただき、ぶじ刊行の運びとなりました。

今後ともどうぞ、ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。


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★研修会のお知らせ
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今年度の全国アートマネジメント研修会および全国技術職員研修会の
日程が決まりました。ご案内は11月下旬に発送する予定です。

○全国アートマネジメント研修会2013
 今回のテーマは"アートが奏でる地域再生~アートの交差点"です。
  会期:2013年2月13日(水)~15日(金)
  会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)

○全国技術職員研修会2013
 昨年度に引き続き、音響・照明を含めた総合型の研修として実施します。
  会期:2013年3月6日(水)~8日(金)
  会場:徳島県郷土文化会館(あわぎんホール)

なお、各地区で実施されているブロック別研修会の日程表については
全国公文協の下記のページをご覧ください。

▼平成24年度ブロック別アートマネジメント研修会/技術職員研修会
http://www.zenkoubun.jp/about/kensyuu/kensyuu.html#block


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★文化芸術による復興推進コンソーシアムの活動について
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○10月30日(火)「第2回運営委員会」を開催しました。
 ・コンソーシアムのあり方等について審議しました。

○12月15日(土)・16日(日)
 「東アジア共生会議2012(文化庁主催)」に共催者として参加します。
 【詳細】http://www.bunka.go.jp/EastAsiaKyouseiForum/index.html

○平成24年度の調査研究会を下記のとおり実施します。

【第1回調査研究会】
  日時:11月13日(火)
  内容:文化資源に係わる復興支援のあり方(予定)
  -劇場・音楽堂等相互及び文化芸術団体相互の
  緊急支援体制の構築-
  阪神淡路大震災における文化芸術の復興推進の教訓に学ぶ

  第2回調査研究会は12月10日(月)、
  第3回調査研究会は1月下旬に開催します。

【調査研究委員】(50音順)
  小松 弥生(全国美術館会議事務局長)
  端 信行(兵庫県立歴史博物館館長)
  堀田 力(公益財団法人さわやか福祉財団理事長)
  本杉 省三(日本大学理工学部建築学科教授)
  大和 滋(公益社団法人日本芸能実演家団体協議会参与)
  渡辺 一雄(文化芸術による復興推進コンソーシアムアドバイザー)
   
【お問い合せ】文化芸術による復興推進コンソーシアム事務局
         TEL:03-6278-7820  Email:info@bgfsc.jp

【コンソーシアムHP】http://bgfsc.jp/
【ご賛同者登録のご案内】http://bgfsc.jp/registration/index.html


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 【2】 ピックアップ
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★「劇場法」に基づく指針の作成に係るヒアリング
  議事録が公表されました
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「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」に基づいて実施された、
指針の作成に係るヒアリングの議事録が、文化庁HPで公表されました。

▼詳細は文化庁HPを参照ください▼
http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/houritsu/index.html


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★「芸術マーケティング」特別公開講座
  ジョアン・シェフ・バーンスタイン講演会のお知らせ
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芸術マーケティング分野の実践者であり研究者の
ジョアン・シェフ・バーンスタイン氏が初来日し、講演会を行います。
芸術マーケティングの成功例や、世界的不況下での販促提案、
ソーシャルメディアを使った広報戦略等について取り上げる予定です。

日時:11月19日(月) 18:30開講(18:00開場・受付)
会場:昭和音楽大学 ユリホール
受講料:1000円(要事前予約/当日支払)

▼詳細は昭和音楽大学のHPをご覧ください▼
http://www.tosei-showa-music.ac.jp/tagblocks/homenews/news/home/0000000760.html


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★ジャパン・クラシック・フェスティバル2013
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2013年1月5日~3月31日まで、
6歳から18歳までの子どもたちに
クラシック音楽を聴く機会をプレゼントする
ジャパン・クラシック・フェスティバル2013が、
全国の主要都市にて開催されます。

▼詳細はジャパン・クラシック・フェスティバルのHPをご覧ください▼
http://www.clafes.jp/
 

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 【3】 知っておくだけでお得 ♪ ~施設改修編~
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東日本大震災以降、当協会の支援員派遣事業においても、
施設の改修についての相談が増えています。
ご相談・お問い合わせの多い内容について紹介していただきます。


■□■ 【第6回】劇場・音楽堂の改修の必要性と意義
         -「未来への投資」と位置づける  ■□■

ここ数年、劇場やホールが閉館するという話を
耳にすることがあります。そのいくつかは、
毎年の維持費や改修費の支弁に起因するものです。

長引く景気の低迷は、地方自治体の主財源である
税収を逼迫する状況にあります。

しかし、そもそも劇場・音楽堂の安定的な経営にとっては、
中長期的な改修や施設整備がその根幹であるべきです。
当然"知らなかった"で済まされる問題ではなく、
ましてや安易な閉館の選択は責任放棄に等しいと言えます。

本年6月に制定された「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」の
前文には、「劇場、音楽堂等は、国民生活において
いわば公共財ともいうべき存在である」と書かれています。
開館以来、施設設置主体は、地域市民に対して
施設利用の促進や公演される文化芸術作品の鑑賞などを
積極的に推進してきたはずです。

そのためにも劇場・音楽堂は、その設置主体の
官民の違いに関わらず、そこを利用する多くの市民に対して
"開かれた公共財"として責務を負う必要があります。
つまり、劇場・音楽堂は、常に安全で、安心して利用できる、
そして安定的なインフラを整える必要があります。

劇場・音楽堂の改修は、経年劣化だけが理由となるわけでは
ないことを連載のはじめに書きました。
経年数が増すほどに、むしろ、機能劣化や性能劣化の方が
問われるようになります。

これらを含んだ改修を実践していくこと、
それは劇場・音楽堂の「未来への投資」と位置づけるべきです。
そのために、今だからこそやらなければならないことを
考えるきっかけになることを願い、この連載を閉じたいと思います。

草加叔也(くさか・としや)|空間創造研究所


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★★★ 編集後記 ★★★
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「全国公文協 情報フォーラム」平成24年度第7号(通巻第15号)を
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後、「全国公文協 情報フォーラム」で
取り上げて欲しい内容がございましたら、ぜひお聞かせください。
皆様からお寄せいただいたご質問・ご意見・ご感想などをもとに、
より良い内容にしていければと思います。

今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。

▼ご意見・ご感想、各種ご連絡・お問い合わせはこちらまで▼
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp

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◇◇ 社団法人 全国公立文化施設協会 ◇◇
〒104-0061
東京都中央区銀座2-10-18 東京都中小企業会館4階
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FAX: 03-5565-3050
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp
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